ALESのNtripを使用してみた

2022年2月にALES(ソフトバンク株式会社から提供される独自基準点のデータ)<https://ales-corp.co.jp/service/>のNtripを契約してみた。
価格は 税込39600円/年

先月までは善意の基準局<https://rtk.silentsystem.jp/> CQ-F9PのNtrip(St ARP 1005, GPS 1077, GLONASS 1087, Galileo 1097, BeiDou 1127, GLONASS cpb 1230)を使用していたが、自宅からの直線距離が20kmを超えるため、半年前からALESのNtripを使用するか検討していた。

今回、ZED-F9P でQZSS L1 C/A、L2CがRTKで使用できる(2022年1月から)ようになったため、ALESのNtrip(St ARP Ant 1006, Ant desc 1033, GPS 1077, GLONASS 1087, Galileo 1097, QZSS 1117, BeiDou 1127)を契約した。
全国3300ヵ所以上<https://www.softbank.jp/biz/services/analytics/ichimill/>の基準局があり、ハンドオーバーで常に一番近い基準局が使用できる。
自宅からの一番近い基準局は直線距離で5km圏内にあるため、精度誤差が少なくなる(と思う)。

今回、京急快特に乗車し西側方向のドアを向いて立ちながら計測した。
電車内は電波が比較的減衰しないところだとガラス付近ぐらいしかない。
2022/02/01(DOY32) 21時11分25秒
場所 京急線 立会川駅付近
緯度  35.601015348
経度 139.740066608
状態 FIX

常に一番近い基準局が使用できるため、電車内でも条件が良いとFIX率が上がる。

同方向を向きながら計測。
2022/02/01(DOY32) 21時16分01秒~21時18分50秒
場所 京急線 京急蒲田駅~京急川崎駅
緯度  35.562685501~35.533619516
経度 139.724990668~139.701540201
状態 ほぼFIX


ALESのNtripはハンドオーバーのおかげで手動による基準局変更をしなくて済むため手間が省けていいね。
新幹線に乗って常にFIX状態のデータを取りたいですね。


コメント